フィル・コリンズ

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フィル・コリンズ(Phil Collins)1951年イギリス生まれ

70年代イギリスで人気だったプログレ・バンド「ジェネシス」にドラマーとして加入。リーダーのピーター・ガブリエル脱退後はヴォーカルも兼務しポップ路線に舵を切りバンドを飛躍させると共にソロとしても大成功を収め母国イギリスだけでなく、80~90年代はアメリカ、日本でも大きな支持を集めた。プロデュースや俳優業などもこなす多彩な才能の持ち主でもあった。



みなさん、お久しぶりです(^^ゞ1年振りの更新となってしまいました<(_ _)>

今回はフィル・コリンズです。彼は80年代を象徴する男性ヴォーカルの一人だったと思います。ドラマー、プロデューサー、俳優など自身の歌以外にもマルチな才能を発揮し、当時は「世界一忙しい男」と形容されるほどでした。活躍は90年代以降も衰えることはなかったのですが、とりわけ個人的に強い印象があるのは80年代前半から中盤の活躍でした。そのあたりを中心に書いてみたいと思います。

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ジェネシスからソロ活動へ

ジェネシスのヴォーカリスト兼ドラマーとして知名度を上げたフィルは81年に初のソロアルバム「夜の囁き」をリリース。アルバムチャートではイギリスで1位、アメリカで7位と順調なスタートをきります。82年には早くもソロ・セカンドアルバム「フィル・コリンズⅡ(心の扉)」をリリース。60年代にシュープリムスがヒットさせた「恋はあせらず」のカヴァーを第一弾シングルとしてアメリカで10位を獲得。幅広い支持を受けたことが快進撃の始まりでした。


恋はあせらず(You Can't Hurry Love)
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この曲は中学生の時にラジオから流れているのを偶然聴き、まだフィル・コリンズのことはあまり知らなかったのですが「ノリのいい曲だな~」と感じていました。シングルでは初の全米TOP10入りを果たした曲です。



初の全米No.1

当時「フラッシュダンス」「フットルース」などサントラブームに沸いていた音楽業界でしたが、フィルもそのブームに乗り1984年に映画「カリブの熱い夜」の主題歌として「見つめて欲しい(Against All Odds)」を提供。この秀逸なバラードナンバーは瞬く間に全米チャートを駆け上がり、フィルにとって初の全米No.1となり人気を不動のものにしました。翌年にはこの曲で自身初のグラミー賞も獲得。



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この曲は80年代の名曲のひとつではないでしょうか。映画のほうはヒットしなかったみたいですが(^_^;)




同じく1984年にアース・ウィンド&ファイアーのフィリップ・ベイリーのソロ・アルバムをプロデュースと同時にデュエットした「Easy Lover」が全米No.2の大ヒット。ドラムビートが効いた躍動感のある音作りで改めてフィルの才能の凄さを感じさせてくれたのです。

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フィリップ・ベイリーってどこから声が出てくるの?と思ってしまったのは自分だけか(^^ゞ



人気を決定づけた1985年

1985年1月に3作目のソロアルバム「フィル・コリンズⅢ( No Jacket Required)」をリリース。ホーンセクションとファンクを掛画像けあわせた当時としては斬新なサウンドの「ススーディオ」からしっとりとしたバラード「ワン・モアナイト」まで幅広い音作りの内容だった。ゲストミュージシャンとしてスティング、ピーター・ガブリエルがバック・ヴォーカルで参加していたことも話題に。結局このアルバムからは4曲のTOP10ヒットが生まれセールスもアメリカだけで1000万枚を超え名実ともにスーパースターの地位を確立させたアルバムだった。




ススーディオ(Sussudio)
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ホーンセクションを用いたサウンドが斬新でした♪イギリスではファーストシングル、アメリカや日本ではセカンドシングルとしてリリースされました。






ワンモア・ナイト(One More Night)
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「ススーディオ」と続きのストーリーという設定でPVが作られています。アメリカや日本ではこちらがファーストシングルだったのでPVの連動性に気付いたのは後のことでした。当時アメリカではバラード全盛でしたからレコード会社の意向で本国イギリスとはリリースの順番が違ったのでしょうね。





この年も多忙を極めながらも存在感を見せつけていたわけですが、すごく印象に残っているのは7月に行われた歴史的イベント「ライブ・エイド」でのイギリス・アメリカ会場の掛け持ち出演でした。イギリスで演奏を終えるとコンコルドに飛び乗りアメリカへ移動し、今度はドラマーとしてレッド・ツェッペリン、エリック・クラプトンと競演。ライブエイド出演アーティストで唯一2会場を渡り歩いた姿は圧巻でした。


「見つめていたい(Every Breath You Take)」
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イギリス・ロンドン会場ではポリスの大ヒット曲をスティングとコラボ





「愛しのレイラ(Layla)」
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アメリカ・フィラデルフィア会場ではエリック・クラプトンとドラマーとして競演



アルバム「フィル・コリンズⅢ」からのシングル・ヒットが一段落すると、映画「ホワイト・ナイツ」のサントラに参加。当時新人として売り出したばかりのマリリン・マーティンとのデュエット「セパレート・ライブス」でまたも全米No.1を獲得し「フィル・コリンズパワー」を見せつけます。


セパレート・ライブス(Separate Lives)
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この曲も良かったです。俳優業もしていたせいかPVでの演技力も見事ですね。




フィルの全盛時代を足早に追って書いてみました。この時期の活躍は凄かったの一言に尽きます。この後もジェネシスとしての活動や映画主演など彼の活躍は続くわけですが、残念ながら昨年に引退を表明し一線から退いてしまいました。マルチな才能を如何なく発揮した天才アーティストとして記憶に残ることでしょう。



音声ブログです。よろしければ聞いてください。



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